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#こういうファイル、生化学から今勉強中のところまで腐るほどあるんだけど、なんか需要あるんだろうか???
#なんとなく思い立ってEvernoteをコピペして投稿。



症状


咳嗽
気道内の異物、吸入性有害物質(タバコとか)、痰を排出する防御反応。
炎症や寒冷などでもおきる。

分類
・乾性咳嗽 喀痰を伴わない。肺間質や胸膜などに原因があり、その刺激で咳反射がおきる。胸膜炎、間質性肺炎、癌性リンパ管症など。
・湿性咳嗽 喀痰をともなう。気道や肺胞など下気道に原因があり、気道内分泌物が出現する。気管支炎、肺水腫、大葉性肺炎、気管支拡張症など。

特徴的な咳嗽
・百日咳 夜間にstaccato(コンコンコンと咳が続き顔が赤くなる)とwroop(ヒューと息を吸う)がなる
・犬吠様咳嗽 クループなどで生じる

喀痰
気道内分泌物が喀出されたもの
・気道内分泌物の他に、誤嚥した鼻粘液や唾液が喀出されることもある。

性状
・膿性 細菌感染
・悪臭 嫌気性菌感染
・ピンク色泡沫状血性 肺水腫、急性呼吸切迫症候群
・無色・Charcot-Leyden結晶・好酸球 喘息
・鉄錆色 肺炎球菌性肺炎
・緑色 緑膿菌感染

外観分類
・Miller Jonesの分類 性状によってわけたもの
・Gecklerの分類 顕微鏡をも用い、白血球と扁平上皮によって分類する。白血球が多く扁平上皮が少ないグループ4,5が検査に適する痰であると判断する。

Miller&Jonesの膿性痰の分類
M1 唾液、完全な粘性度
M2 粘性痰の中に膿性痰少量が含まれる
P1 膿性部分が 1/3 以下の痰
P2 膿性部分が 1/3 ~ 2/3 の痰
P3 膿性部分が 2/3 以上の痰

検査方法・項目
・性状 色調や外観を観察する
・検鏡検査
・一般細菌検査 グラム染色などを行い、細菌を迅速に判断する
・喀痰培養 一般の培地の他、様々な特殊培地を用いる
・結核菌検査 抗酸菌染色や小川培地による培養など
・真菌 グロコット染色(鍍銀染色)や培養など
・細胞診 パパニコロウ染色によって肺がんのスクリーニング検査を行う。

血痰・喀血

下気道からの出血の他に、口腔からの出血、消化管からの出血などがある。

吐血と喀血の違い
吐血と喀血の違い

呼吸困難
呼吸するときに感じられる不快感、呼吸運動が深いな努力を伴って意識されること。
・・運動時に感じられるハーハーゼーゼーも呼吸困難の一種

種類
・急性 気胸、血栓塞栓症、気道異物など
・慢性労作性 COPD、間質性肺炎、肺高血圧など
・発作性反復性 気管支喘息、過換気症候群

重症度分類(Fletcher, Hugh-Jones分類)

Ⅰ 息切れはないかあってもごく軽度である。
Ⅱ 平地では同年齢の健康な人といっしょに歩けるが坂道や階段では息切れがある。
Ⅲ 人並みの速さでは歩けないが自分の歩調なら1km以上歩ける。
Ⅳ 休まなければ50m以上歩けない。
Ⅴ 会話または着物の着脱その他身の回りのことをするにも息切れがする。



喘鳴
(ぜんめい)
呼吸に伴うゼイゼイ、ヒューヒューという音。

分類
・吸気性喘鳴strider 上気道(主に喉頭)の狭窄により生じる
・呼気性喘鳴wheeze 下気道(主に気管支)の狭窄により生じる

その他の症状
・嗄性 大動脈弓下のリンパ節病変などによる、反回神経麻痺。また声帯の病変。
・胸痛
・・心臓・血管系のもの 狭心症、心筋梗塞、大動脈解離、肺血栓塞栓症など
・・肺に由来する痛み(胸膜痛) 臓側胸膜は内臓神経だが壁側胸膜は体性神経が通り、胸痛を感じる。片側性に生じ、呼吸に伴って痛みが増強する。
・・その他 筋肉、肋骨、帯状疱疹、食道炎など


視診

胸郭の形態
・樽状肺 前後径の増大。肺気腫など。
・鳩胸 胸骨が前方に突出する。くる病など。
・漏斗胸 胸骨下部の剣状突起が先天性に高度に陥凹したもの。Marfan症候群など。

呼吸運動
正常回数は14〜20回/分。
・吸気 横隔膜、外肋間筋、斜角筋群、胸鎖乳突筋など
・呼気 内肋間筋、腹部の筋など

起座呼吸
臥位で呼吸困難が強く、坐位で改善するもの。
・呼吸器疾患 臥位では横隔膜が挙上して換気を傷害する
・心不全 臥位では静脈還流量が増加して肺うっ血が悪化する

口すぼめ呼吸
吸気時に口をすぼめて空気をはき出すもの
・気道内圧を高めて呼気時の末梢気道の虚脱を防ぐ

リズムの異常
・Kussmaul呼吸 呼吸の深さが増大する

動きの異常
・左右差
・奇異呼吸 吸気時に肺が縮み、呼気時に肺が膨らむ
・・片側性 多発肋骨骨折(胸郭動揺/フレイルチェスト)。胸郭が不安定なため圧変化に動かされる
・・両側性 気道の狭窄
・Hoover徴候 肋骨弓が吸気時に閉じて呼気時に開く。重症のCOPDでみられ、横隔膜の動きが制限されているときに呼吸補助筋で横隔膜の作用を代替する。

胸部の皮膚・皮下組織
・皮下静脈の怒脹 上大静脈症候群による側副血行
・外頚静脈の怒脹 胸腔内圧の上昇、上大静脈症候群、右心系の機能不全

チアノーゼ

皮膚粘膜が紫色になった状態。
毛細血管の還元ヘモグロビンが4〜5g/dl以上で認められる。
・・貧血ではチアノーゼにはならない

分類
・中心性チアノーゼ 心肺機能低下によるもの
・末梢性チアノーゼ 末梢循環障害により、限られた血液から酸素を消費するために還元型Hbが増加する

ばち指
太鼓ばち状に手指の先端が変形したもの。
・肺がん、COPD、先天性心疾患、肝硬変、感染性心内膜炎、潰瘍大腸炎などで生じる

Horner症候群
片側の眼瞼下垂、縮瞳、(眼球陥没)がおきるもの。
・パンコースト腫瘍による頸部交感神経(→上眼瞼板、瞳孔散大筋、眼窩筋)の障害など
・・・動眼神経麻痺による眼瞼下垂では散瞳がおきる。


触診

打診
左手をあてて右手の指でポンポンたたく
・静音 正常
・濁音 胸壁直下に空気が減少した状態。胸水貯留など
・鼓音 胸壁直下に空気が増加した状態。気胸や肺気腫など

呼吸音
・気管呼吸音 頚部気管上で聴取
・気管支呼吸音 胸骨上部で聴取
・気管支肺胞呼吸音 胸骨周囲で聴取。
・肺胞呼吸音 大部分の胸壁上で聴取。やわらかい音(大きい気道の音が肺胞で減弱したもの)。

呼吸音の減弱
肺はローパスフィルターで高い音はきこえにくくなるため、気道狭窄などで高い音がでると減弱する
・減弱・消失
・・全体的に減弱 COPDや重症の喘息
・・部分的に減弱 無気肺・胸水貯留など

副雑音
ラ音
・連続性ラ音/乾性ラ音 気管支の狭窄によりきこえる。喘息発作や喀痰貯留時など。
・断続性ラ音/湿性ラ音 気道に液体が生じているときに気泡が破裂して聞こえる音。吸気時に強い(壁に空気が当たるとき?)。間質性肺炎や肺炎、肺水腫など

その他
・胸膜摩擦音


検査と処置

胸水
壁側胸膜の毛細血管で産生され、同じく壁側胸膜のリンパ管に回収される。正常では5mlほど。
・漏出液 静水圧の上昇などによる胸水(心不全や腎不全など)
・滲出液 肺野胸膜の炎症による胸水(肺がんや胸膜炎など)

・・胸膜穿刺を行って採取する。

検査機器
・気管支鏡 気管支に挿入する内視鏡。
・経皮的針生検 皮膚から針をさして表面近くの組織をとる
・胸腔鏡 肋間腔に切開を加えて胸腔鏡を挿入する
・開胸生検 開胸手術をする

・胸膜生検 一般的には経皮的に生検するが、胸腔鏡や気管支鏡を用いるときもある。
・肺生検

気管支肺放洗浄/BAL
気管支鏡の先端を目的とする気管支に挿入して、生理食塩水を注入したあとで回収する。
洗浄液内の細胞分画数を計測し、CD4/CD8比などを計測する。
・・肺胞蛋白症(米のとぎ汁状)や悪性腫瘍(細胞診陽性)で確定診断ができる。
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