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噂に聞いていた話がついにニュースになってた。
悪い冗談だと思ってたんだけど、まさか本当だったとは。



岐阜高に野球部特別枠 「文武両道」の象徴に(朝日新聞デジタル)
 進学実績で県内トップレベルの県立岐阜高校が、来春の入学試験で硬式野球部の特別枠を設ける。中学までの野球歴で条件を設定し、入学定員の3%を上限に能力が高い部員を確保する。鹿野孝紀校長は「めざすは甲子園。文武両道のシンボルにしたい」と話す。
 県内公立高校の入学者選抜の方法が来春から新しくなり、入学定員の一部で標準検査(主要5教科の学力テストなど)のほかに学校ごとに独自検査ができるよ うになった。岐阜高校の野球特別枠はこれに当たり、学力テスト、調査書、面接に加え、野球歴を判断材料にして合格者を決める。入学定員は未定だが、仮に今 春と同じ400人の場合、最多で12人となる。
 野球歴に関する条件は具体的だ。中学年代までに、軟式は県大会4強以上のチームでレギュラー、または同8強以上のチームで主戦投手、硬式はボーイズリー グ、リトルシニアの2団体とも全国大会県代表、または東海代表のレギュラーが対象。来春の入試では多くの高校がさまざまな分野で独自検査を行うが、野球強 豪校を含め、ここまで高いレベルの設定はない。(続く)

(写真)
1949年夏の甲子園の準優勝盾を手に「めざすは甲子園。野球部を強化し、文武両道の校風を再興させたい」と話す鹿野孝紀校長=岐阜市大縄場の県立岐阜高校



条件をもうちょっと調べてみた。



野球における実績、適性、活動意欲があるもので、次の1から3のいずれかの条件を満たし、かつ高校入学後は硬式野球部で活動を継続する意志がある者。
1.
中学時代に中学校の軟式野球部又は外部チームに所属し、県大会ベスト4以上のチームで試合のレギュラーであった者、又は県大会ベスト8以上のチームのレギュラーでピッチャーをつとめた者。 ここで言う県大会とは、「全日本少年春季軟式野球大会」、「全日本少年軟式野球大会」、「全国中学校軟式野球大会」の県予選をいう。
2.
県内の硬式野球のクラブチームに所属し、次のア又はイに該当するチームのレギュラーであった者。 ア ボーイズリーグにおいては「全国選手権大会」、「春季全国大会」で県代表となったチーム。 イ リトルシニアにおいては「日本リトルシニア野球選手権大会」、「リトルシニア全国選抜野球大会」で東海ブロック代表となったチーム。
3.
県内の硬式野球のクラブチームに所属し、岐阜県選抜チームに選出された者。



これについて、
誰も来られないような条件だ。野球を強くするためにがんばったのに誰も来ない。だから学力低下もおきない。野球強くなりたいのに・・・・・。これはきっとそのことのアリバイ作りだ!
なんてご意見もあるそうですが、そんなことはない。
現にこの資格を満たしている岐高受験希望の中学生を知っている。
明らかにこれは本気の入試制度なんだ。

「岐高も堕ちたな」

祖父が常々ぼやいていることを具現化するようなこの入試改革はなんだ。

岐阜高校は岐阜県下随一の進学校として名前があった学校だった。そういう学校の常として勉強ばかりでなく他の活動も、と喧伝したくなる。文武両道とはいうが---もちろん武の面でも活躍する生徒はいるにしても---やはり主体は文であって、それをさらに輝かせるため要素としての武だったんじゃないかと思うんだが、どうだろう。

このいかつい校歌をみよ!
千仞の嶽 金華山
百里の水 長良川
華陽の健児 ここに生れて
国家の為に 明け暮れ学ぶ

学海の波 荒くとも
希望の岸 遠くとも
華陽の健児 心雄々しく
百折不撓 つとめて止まず

奮へ 奮へ
誇る最古の 歴史ある
我が高校の 誉れをば
挙げよ諸人 諸共に

まさに学業の学校じゃないか。
うん、やっぱり武は補足要素だ。

とはいってみたが、文武両道はまだ許せる。
文武両道は目指したい気持ちはあるものの、定員の最大30%までを特別枠仕様にできる制度ではあるが、岐高の主体はやっぱり文だと考えて、最大3%(12名)の定員としたのだろう。
いやぁ、許せる。
というかむしろ、なんだか かわいらしい じゃないか!
岐高らしくってすごくいい。

それなのに僕が「悪い冗談」だと決めつけていた理由は、「野球」につきる。
文武の武っていったらやっぱ侍ではないか。ならば剣道を・・・
新しい岐阜県の高校入試制度をざっと見たところ、「本校にある部活動」など不特定の種目やフェンシングなどの独自性あふれる競技を選考対象とするところが多く、それについてはいかにも常識的で理解できる。
ところが野球ときたら。
まずどの学校にでもあるようなありふれた競技であるうえに、県内において岐高が強かったなんていう歴史はほとんど存在しないくらいの平凡さである岐高野球部。
前回甲子園に出場したのは1978年らしいがそのときは群制度の時代で、5群の人たちがいたから強かったなんていう当時世代の意見も聞いたことがある。今の岐高ではない。
そして現在の岐高の部活動で強いものといえば、陸上とか水泳のように思う。それらの種目なら強化の可能性もまだちょっとは考えられた。
「部活」でいいのなら全国的に名をあげ「音楽部」や「クイズ研究会」もあるが、申し訳ないが「武」ということで今回は除くことも認めよう。
しかしそこからどうやって「野球」が出てくる?
スポーツの花形とか、そんな理由で選んでるとしか思えないじゃないか!

そもそも高校野球が高体連のインターハイではない、甲子園なんて別枠をもっていること自体快くない。
日本の文化的にそのような風潮はできてしまっているとしても、高校の枠内では野球部はサッカー部やテニス部やバスケ部などと同列に扱われているのだし、公的機関としての学校の立場を考えてみても当然対等に扱うのが筋だ。
それに鹿野校長もお好きだろうがミスター文武両道の古田肇岐阜県知事であっても、生徒会長・応援団長・柔道部で国体聖火ランナーにして東大法学部卒ではあるが、野球部ではない。これはどういうことだ。
「めざすは甲子園。文武両道のシンボルにしたい」
確かに甲子園いけりゃ文武両道っぽいが、その理論がまかり通ること自体が不快で、それを肯定する学校にも不快がもやもや。
だからいう。
岐阜高校と池田高校しか「野球限定」で募集する学校はないように思えるが、この学校の方々らは大丈夫かね、ほんと。
とくに校長。

岐高も堕ちたな。




岐阜県 : 公立高校の新しい入学者選抜制度について:
平成25年度岐阜県公立高等学校入学者選抜の実施概要一覧
第一次選抜の独自検査における選抜要件一覧
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says... 承認待ちコメント

Date:2013/12/30 19:01

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